黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

アニメ ゾンビランドサガ 第十二話レビューと感想 『ゾンビランドサガ』は期待通りだった?の巻

みなさん、アニメ大好きですか?

システムオールグリーン!

猫な、ヌイグルミゲーマー「黒たま」ですにゃん。

 

 

 

10月から放送されている新アニメ『ゾンビランドサガ』

今週もやっぱり続きが気になる〜というわけで夜な夜な観てしまいました。

 

 

f:id:mitsumamegamer:20181221175334j:plain

  ※TVアニメ『ゾンビランドサガ』公式サイト より引用

 

放送開始:201810月〜

放送局:TOKYO MX他

制作:ゾンビランドサガ製作委員会

 

 

どんなアニメなの?

 

ズバリ一言でいえば、コメディ風ゾンビアニメ。

ゾンビとして眠りから覚めた主人公『源さくら』は他のゾンビっ娘たちとご当地アイドルグループを結成して佐賀の町おこしをします。

 

 

第十二話のタイトルは『グッドモーニングアゲインSAGA

ちなみに最終話になります。

 

 

実は、ワガハイは第一話からずっとブログ記事にてほそぼそとレビューしてきました。

 

www.kurotama3.work

 

 

www.kurotama3.work

 

  

ゲームのレビューと異なり、アニメレビューはなかなか難しいです。と同時に、頭の中ではひとつの疑問を持ち続けてきたました。それは・・・

 

第一話を観て感じたオモシロイさや期待感は、最終話まで持続したのか?

 

なぜなら、観るヒトの予想に反し、全然違ったベクトルに突き進んでしまったアニメ作品も過去にはあったからなのです。

 

 

f:id:mitsumamegamer:20181221175923j:plain

それでは『ゾンビランドサガ』は期待通りだったのにゃ?

 

 

そこで今回のレビューは全十二話を総括、『ゾンビランドサガ』第一話を観た3ヶ月前、オモシロイな〜と感じた理由を改めて振り返り検証してみよーと思います。

 

 

そもそもの話

なぜ、ワガハイは『ゾンビランドサガ』第一話を観て『面白い!』と感じてしまったのか?

 

それは5つの大きな理由がありました

①モチーフの斬新な組み合わせ

②チャップリン効果

③謎の提示

④個性あるゾンビ像

⑤テーマについて

 

 

理由① モチーフの斬新な組み合わせ

『ゾンビランドサガ』は、『アイドルユニット』×『ゾンビ』という2つの異なるモチーフが組み合わせられた作品です。今のアニメでは『アイドル』モノは溢れるほど登場して飽和状態。『アイドル』モノを作れば、流行に便乗してそこそこ注目を浴びるでしょう。けれども、やはり他の『アイドル』モノと競争に巻き込まれ、埋もれてしまうデメリットだってあります。

 

 

『アイドルユニット』×『ゾンビ』の組み合わせは、実際どのような感じだったのか?

イケてた?

OR

イケてなかった?

 

 

もちろん、観るヒトによって感じ方は様々です。とりわけ『アイドル』モノを期待するヒトにとっては、ゾンビ要素は余計に感じるかもしれないし、一方で『ソンビ』に期待するヒトは『アイドル』要素に関心は持ち辛いでしょう。

 

『踊って歌うシーンをもっと増やしてよ!』

『いや、ホラーなゾンビシーンを増やしておくれ!』

 

 

両者を融合した作品ならではの難しさがありました。やはりバランスって大事なんだにゃー。それでも、偏りすぎてはいなかったとワガハイは思います。

 

f:id:mitsumamegamer:20181214233026p:plain

 

『アイドルユニット』×『ゾンビ』の組み合わせ?

悪くなかったにゃー!

 

 

 

理由② チャップリン効果

 かの喜劇王チャールズ・チャップリンの名言に、

『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』

という言葉があります。

 

 

本人は大変な目に遭っているが、一方で遠巻きに観ているヒトにとっては、本人が悲劇であればある程に、その様子を楽しめる・・・エンターテインメントの鉄則の一つです。

 

 

『ゾンビランドサガ』の物語では、主人公『源さくら』は突然に命を奪われた挙句、『ゾンビ』にまでなってしまった・・・まさに悲劇のヒロイン。しかし、彼女が危機を脱しようと一生懸命になればなるほどに、物語は余計コメディ調に感じてしまう。不思議なことに、悲劇の物語を喜劇として楽しめるのです。

 

 

第一話から第十二話まで、フランシュシュのメンバーの誰かにスポットライトが当たっていました。彼女たちが直面する悩みや葛藤を通じて、チャップリン効果が存分に発揮されていたと思います。

 

 

観るヒトにオモシロイと感じてもらうために、ついついドタバタコメディ路線に走ってしまうアニメ作品も多いです。しかし、『ゾンビランドサガ』は予想以上にドタバタ感がありませんでした。それも、このチャップリン効果が上手く機能していたおかげなのでしょう。

 

 

理由③ 謎の提示

面白いと思わせる物語には、がいくつか含まれています。

特段、物語のジャンルがミステリーものでなくても、いくつかの謎が散りばめられていて、それらが次第に解明されていく・・・面白さがアップしていく効果が現れるのです。

『ゾンビランドサガ』は本格的なミステリーアニメではありません。けれども、第一話からいくつかの謎が散りばめられていました。

 

 

なぜ、主人公は『ゾンビ』になったのか?

なぜ、『ゾンビ』になってアイドルするのか?

なぜ、仲間といっしょに『サガ』を救うのか?

なぜ、アニメの舞台は佐賀なのか?

グラサンマネージャーは何者なのか?

 

 

最終話になれば、全てがきれいに解明されたの?

と問われれば、ノーです。

新たな情報は出てきても、それは断片的なモノばかりで観るヒトが推測できるレベルに留まっています・・・もしかして、第十二話以降も、続きが制作されるのかな? どうやらそんな感じがします。

 

 

 

理由④ 個性あるゾンビ像

一般的に『ゾンビ』といえば、意思も無く個性も無い存在。大勢でワラワラと群がっているイメージがあります。

しかし、『ゾンビランドサガ』の主人公『源さくら』は『ゾンビ』であるけれども、意思がしっかりあり喋ることもできます。個性もあり、従来の『ゾンビ』像とは明らかに異なる・・・珍しいタイプのゾンビでした。

 

 

やもすれば、死んで『ゾンビ』になった設定とはいえ、結局は外見だけが『ゾンビ』チックになっただけで、その実はニンゲンとあまり違いが無いんじゃないの? とも疑問に持ってしまいます。

 

 

A:意思も個性も無い『ゾンビ』※従来の映画に登場するゾンビ像

B:意思も個性もある『ゾンビ』

 

 

実際、意思も個性もある『ゾンビ』とは、はっきり言って『ソンビ』要素が減少していることが否めません。生身のニンゲンの方にベクトルが近づくのですが、かといって完全なニンゲンに戻ってもいない・・・『悪魔』っぽい感じさえしてきます。ワガハイは第一話を観て不安になりました。

 

 

果たして、『ゾンビランドサガ』の主要キャラクターの『ゾンビ』たちは、これから先も『ゾンビ』らしく振る舞えるの?

 

 

その心配を吹き飛ばしてくれたキーパーソンこそが『山田たえ』でした。他のメンバーたちと異なり、『山田たえ』だけは覚醒していません。意思表示も十分にできない状態に留まっていたのです。もしも、『山田たえ』も普通に喋れるようになっていたら?

おそらく『ゾンビ』要素は激減していたことでしょう。

 

 

f:id:mitsumamegamer:20181221180159j:plain

しかし、この『山田たえ』はとっても不思議な存在です。

 

 

各話を観ていれば分かるのですが、『山田たえ』は決して意思が無い訳ではないのです!

仲間の話も理解できて、指示された様に踊りもできます。本能に任せるがまま動いている時もありますが、最終話では『源さくら』を必死に励まそうとしています。ただ上手く言葉が発せられないだけ・・・実はニンゲン的な意思が少しなりとも目覚めてきているのです。

 

となると、『山田たえ』とは、

 

①普通のニンゲンでも無い。

②完全な無意思無個性ゾンビでも無い。

③かといって、『源さくら』たちの様な意思を持ちながら意思表示ができる、個性あるゾンビでもない。

 

④もしかしたら、アニメ『怪物くん』に登場した『フランケン』に近いタイプ?なのかもしれません。でも、『フランケン』はゾンビではなく、怪物だった気が・・・。

 

 

 

理由⑤ テーマについて

『ゾンビランドサガ』のホームページを参照してみると、『生きたい』とのフレーズが目に留まりました。

 

f:id:mitsumamegamer:20181221180421j:plain

『生きたい』とは、主人公もしくは仲間たちに共通した願い。さらに作品のテーマたりうるモノなのかもしれません。ふと、ワガハイは気になりました。

 

そもそも、主人公『源さくら』は既に死んでいます。

『ゾンビ』となった彼女が『生きたい』と願うとは、つまり・・・

 

生身のニンゲンとして復活したいの?

 

 

一度死んだニンゲンを蘇らせる。

それは死者の再生です。

 

しかしです。

第一話から第十二話まで、フランシュシュのメンバーたちは誰一人として『普通のニンゲンに蘇りたい』とは言っていませんでした。おそらく『ゾンビランドサガ』の主人公たちの願う、『生きたい』とは・・・

 

 

『ゾンビ』のまま、現世を生きていくこと。

 

 現世を生きるのは、必ずしも生者に限られない!と言わんが如く・・・

しかも、公式ホームページで提示されたこのテーマは決して飾りではありませんでした。各話に込められた小テーマは内容が重ならずに、バリエーションに富んだモノでしたが、それらを突き詰めていけば、『生きたい』という大テーマにつながっていくのです。

 

 

まとめ:

というわけで、第一話だけが盛り上がり、次第に右肩下がりになってしまうアニメ作品もある中、『ゾンビランドサガ』は第一話で見せたオモシロさを、レベルを下げないままずっと見せ続けてくれました。見事にゃ。もしも、第二期が制作されるのならば、また観てみたいと思います!

f:id:mitsumamegamer:20181222073445j:plain